「四万十 川がたり」山と溪谷社の感想

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1999/9/1 山と溪谷社 野村 春松 (著) 四万十川がたり

自分が知っている人で四万十川出身の人がいた。彼の四万十川のことは、そんなに綺麗な川じゃないし清流でもない、大した川じゃないと言っていた。地元の人も別にすごいとも思ってない。という感じ。

カヌーやパックラフトで四万十川を下った人は、思ったほどじゃなかったとか感想を漏らす人もいる。期待が大きかっただろうか。最後の清流という言葉に皆期待するだろう。

では本当の四万十川って?って行ったことある人も、無い人も思うはずだが、この本を読めば答えがわかる。四万十川がどれほど恵まれた川か。恵まれていた川か。

この本に書かれたような川の文化や恵みは、日本の他の川でも似たような話はあっただろう。でもやはり地図で四万十川の地形を見ると、こりゃすごいなぁと今でも思う。

野村のおじちゃんの人の好さも伝わる本だが、面白いのは昔の話だ。昔の人の聞き取り話だから、文化人類学とか民俗学が好きな人は絶対に面白く読めるはず。

川と魚が好きな人にはぜひとも読んでもらいたい良書だ。文句なしにお勧めで、川や魚が好きな人に配ってまうぇありたいほど。四万十川の良い所も、悪い所もひっくるるめて見に行ってみたい。今はどう変わったのか。テナガエビと鮎を食べてみたい。

四万十川に行ったら、とのかくテナガエビは自分で捕って食べたい。それだけで満足かも。網でガサって投網も投げたい。河口にも行きたい。河原でキャンプもしたい。

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